ChatGPTやGeminiで作った画像をLINEスタンプの規格に整える
画像生成AIでスタンプの絵を作っても、そのままではLINE Creators Marketに登録できないことがほとんどです。この記事では、AIが8個を1枚にまとめて描いたシートを例に、無料ツールで1個ずつに分け、背景を透過し、規格のサイズとファイル名にそろえてZIPにするまでを、実際の結果の画像で説明します。
AIの画像がそのまま使えない理由
LINE Creators Market の制作ガイドラインでは、スタンプ画像は最大370×320pxのPNGで、背景は透過、1個あたり1MB以下、まわりに10pxぐらいの余白、と決まっています。ほかに、ストアに表示するメイン画像(240×240px)と、トークルームタブ画像(96×74px)も必要です。
画像生成AIが出す画像は、たいてい次のどれかに当てはまります。
- 1024px以上の正方形や横長で、370×320に収まっていない
- 背景が白やグレーで塗られていて、透過されていない
- 8個や16個を1枚にまとめて描いている
- 余白がなく、文字や手が画像の端に触れている
この4つを順番に直していきます。規格の全体は LINEスタンプのサイズ・規格ガイド にまとめています。
1. AIに頼むときに書いておくこと
あとの作業を楽にするために、画像を作るときの指示に次の3つを入れておきます。
- 背景は白一色(キャラが白いときは緑一色)。グラデーションや模様、チェック柄にしない
- 4列×2行に8個のように、並べ方をはっきり書く
- キャラ同士のあいだを空ける。地面の影は描かない
たとえば「白い背景に、同じキャラを4列×2行で8ポーズ。キャラ同士は離して、影はなし」のように書きます。背景が1色なら、次の手順でツールが背景を見分けて透過できます。
2. 1枚にまとめて描いたシートを1個ずつに分ける

スタンプシート分割 にシートの画像を入れ、横と縦のマス数(この例では横4・縦2)を選んで「分割する」を押します。
- マス数を選ぶと、画像の上に緑の線で区切りが出ます。キャラがマスから少しはみ出していても、ツールは絵と絵のあいだのすき間を探して切ります。
- 背景が白や緑など1色なら、分けるのと同時に背景を透過します。
- 分けた1個ずつを、370×320pxの中に余白をつけて収めます。

結果の上にある「白・トーク・ダーク」を切り替えると、トーク画面や暗い背景でどう見えるかを確かめられます。白いフチが残っていないか、ダークで見ておくと安心です。
3. 1個ずつ作った画像はまとめて変換する
AIに1個ずつ描かせた場合は、LINEスタンプ画像変換 を使います。PNG・JPG・WebPを一度に40枚まで入れられ、背景の透過、370×320への調整、余白、ファイル名をまとめて整えます。すでに背景が透明なPNGは、透明な部分をそのまま使ってサイズと余白だけを整えます。
4. メイン画像とタブ画像を選んでZIPにする
結果の中から「メイン画像にする」「タブ画像にする」で1枚ずつ選び、「ZIPでダウンロード」を押します。

- 01.png〜:スタンプ画像(370×320px)
- main.png:メイン画像(240×240px)
- tab.png:トークルームタブ画像(96×74px)
LINE Creators Market にZIPでまとめてアップロードすると、ファイル名が合っている画像だけが登録されます。名前はツールが付けるので、変えずにそのまま使ってください。
5. 申請する前にZIPをチェックする
できたZIPを 申請前ZIPチェッカー に入れると、個数・PNG・サイズ・1MB・メイン画像・タブ画像・ファイル名・ZIPの60MBが規格どおりかを1項目ずつ確かめられます。画像を手で直したあとに、どこかが崩れていないかの確認にも使えます。
うまくいかないとき
- 背景が消えない:背景にグラデーションや模様、透明に見えるチェック柄が描かれていると、ツールは背景を見分けられません。白か緑の1色の背景で作り直してください。くわしくは 背景透過で白が残る・穴があく原因と直し方 で説明しています。
- 白いキャラの体まで透明になる:白い背景に白いキャラだと、背景と体の区別がつきにくくなります。緑の背景で作るのが確実です。
- 個数が合わない:LINEに登録できる個数は8・16・24・32・40個です。分割の結果から「外す」で減らすか、もう1枚シートを作ってそろえます。
- 文字が小さくて読めない:スタンプはトークの中で小さく表示されます。セリフは短くして、キャラに対して大きめに描くと読みやすくなります。
背景透過で白が残る・穴があく原因と直し方
LINEスタンプのサイズ・規格ガイド
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